ギモン解決!QAノート
Qカルチャー元ネタ

「This is fine」と書かれた炎の中の犬の漫画 元ネタは何?

ネットでトラブルや混乱の中で平静を装うときに使われるミームで、コーヒーを飲みながら「This is fine(これでいい)」と言っている犬の漫画がある。背景は燃えていて明らかに大惨事なのに本人は気にしていないという構図のもの。誰の作品が元ネタなのか、いつ頃描かれたのかが気になっている。
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アメリカの漫画家KC・グリーン(KC Green)が2013年に発表したウェブコミック『Gunshow』の中のエピソード「On Fire」が元ネタです。

【オリジナル作品の文脈】
6コマ漫画で、犬のキャラクターが燃えている部屋でコーヒーを飲みながら「This is fine.」と発言します。続くコマで状況がさらに悪化していく中、犬は溶けながらも「I'm okay with the events that are unfolding currently(今起きている出来事については問題ない)」と平静を保ち続け、最終的に体が炎に包まれて溶けてしまうという内容です。

オリジナルでは「現実逃避や否認」を風刺するブラックユーモア作品でしたが、ネットミームとして広まる過程で2コマだけが切り出され、より単純な「混乱の中で平静を装う」という意味で使われるようになりました。

【ミーム化の歴史】
2014年頃からRedditやTwitterで切り抜き画像が拡散し始め、特に2016年のアメリカ大統領選挙の頃に政治風刺として爆発的に広まりました。日本でも「炎上中なのに無視している企業」「火事場で動じない人物」などの比喩として使われています。

【作者本人の反応】
KC・グリーン本人は当初ミーム化を歓迎していたが、「自分の作品の意図とは違う使われ方をしている」と複雑な思いも語っています。後にこの犬を主人公にしたグッズや書籍も展開され、独立したキャラクターとして自立しました。

【関連作品】
『Gunshow』はWebコミック黎明期の代表作の一つで、不条理コメディや実存的なテーマを扱った短編集です。

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