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プログラミングで最初に書く「Hello, World!」は誰が始めたの?

プログラミング言語を学ぶときに最初に「Hello, World!」を画面に表示するプログラムを書く文化がある。新しい言語を試すときの定番だが、なぜ「Hello, World」なのか、そもそもこの慣習を最初に始めたのは誰なのかが気になっている。誰かの教科書が起源らしいが詳細を覚えていない。
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起源は1972年に書かれたBrian W. Kernighan(ブライアン・カーニハン)のチュートリアル『A Tutorial Introduction to the Language B』、およびそれを発展させた1978年の名著『プログラミング言語C(The C Programming Language)』とされています。後者はK&R(カーニハン&リッチー)の頭文字で広く知られる、プログラミング書の古典中の古典です。

【最初の「Hello, World!」】
『プログラミング言語C』の冒頭の例として、画面に文字列を表示するシンプルなプログラムが紹介されました。最小限の構文で言語の基本構造を学べる教材として優れていたため、この文化が世界中の言語に広がりました。

【なぜ「Hello, World!」なのか】
カーニハン本人によれば、そのフレーズの選択は『B言語チュートリアル』を書いた際に「ヒヨコがHelloと挨拶しながら世界に出てくる」ような連想から生まれたとされています。深い意味があるわけではなく、明るく親しみやすい挨拶として選ばれました。

【現代における意味】
新しい言語を学ぶときの「儀式」のような存在になり、各言語の特性が一行で見えるショーケースとしても機能しています。Python・JavaScript・Rust・Go・Swiftなどあらゆる言語にHello Worldのバリエーションが存在します。

【関連書籍】
『プログラミング言語C』はC言語の事実上の標準教科書として40年以上読み継がれており、プログラミング教育の歴史を語る上で外せない一冊です。Brian W. Kernighanはその後も多数のプログラミング書を執筆しており、Unix哲学の体現者として尊敬されています。

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